フランスベッドホールディングス株式会社が2025年2月に実施した「いびきに関する実態調査」で、いびきが新たな睡眠課題として浮き彫りになりました。
8割の人が誰にも相談せず、対策に迷うケースも多く、いびきは“騒音”であると同時に、健康リスクにもつながる重要なテーマです。
今回の調査では、睡眠に「満足」「非常に満足」と答えた人が4割に達し、過去5年間で上昇傾向にあることが分かりました。平均睡眠時間も6時間以上の人が6割を超え、睡眠時間の確保が進んでいる様子がうかがえます。
しかしその一方で、自身のいびきに悩んだことがある人は48.5%と、2017年の38.1%から大きく増加。家族やパートナーのいびきに悩む人も57.3%と過去最多を記録しました。
札幌外科記念病院の後平泰信院長(日本睡眠学会総合専門医)は、「いびきは平均50dBの騒音であり、住宅地の夜間騒音基準(45dB以下)を超えるレベル」と指摘。長期的に騒音にさらされることで、睡眠障害やうつ病、高血圧、心疾患などのリスクが高まることが報告されています。
また、いびきの背景には睡眠時無呼吸症候群(SAS)が潜んでいる可能性も。日本では約2,200万人がSASに該当するとされ、放置すると日中の眠気や重大な疾患のリスク、交通事故の増加にもつながります。
調査では、自身のいびきに悩んだ人の約8割が誰にも相談していないことが判明。さらに、いびき対策をしていない人のうち66.3%が「何をしたら良いかわからない」と回答しています。
この結果から、いびきに関する正しい知識の普及や、医療機関への相談を促す取り組みが求められています。
いびきは、本人の健康だけでなく、周囲の人の睡眠にも影響を与える“生活騒音”です。放置せず、まずは専門家に相談することが、快適な睡眠への第一歩です。
フランスベッドでは、睡眠環境の改善に役立つ製品や情報を今後も発信してまいります。
いびきに悩んでいる方も、家族のいびきに困っている方も、ぜひ一度、睡眠の質について見直してみませんか?