【サステナブル×最高の寝心地】老舗ベッドメーカーが挑んだ、マットレス改革の舞台裏

【サステナブル×最高の寝心地】老舗ベッドメーカーが挑んだ、マットレス改革の舞台裏

「環境にやさしいだけじゃない。寝心地にも一切妥協しない」そんな想いから生まれたのが、フランスベッドの最上位マットレス「THE FRANCEBED」のサステナブル仕様。再生素材や解体構造など、環境配慮を徹底しながらも、極上の寝心地を追求した開発の裏側には、社員たちの熱い挑戦がありました。本記事では、開発をリードしたインテリア事業本部 上席執行役員・上山直樹(取材当時)の言葉を通して、マットレス改革の舞台裏をお届けします。

創業から続く「暮らしに寄り添う」ものづくり

フランスベッドの原点は、1949年に創業した「双葉製作所」。

1956年には日本初の分割ベッド「フランスベッド」を発売し、社名も現在のものに。

その後、1987年には家庭向け療養ベッドのレンタル事業を日本で初めて事業化し、介護・医療分野にも領域を広げてきました。


SDGs以前から続けてきた、環境への取り組み

  • 2000年以前から介護ベッドのレンタルを通じて、循環型社会を実践
  • 2010年には、業界初のエコマーク認定マットレス「リコプラス」を開発
  • 2021年には、工具不要で解体できる構造「MORELIY®」を開発し、グッドデザイン賞を受賞

これらの取り組みは、単なる「環境配慮」ではなく、使う人の暮らしに寄り添う視点から生まれたものでした。

「THE FRANCEBED」サステナブル仕様への挑戦

フランスベッド_サステナブル_THE FRANCEBED

「THE FRANCEBED」は、フランスベッドの技術を結集した最上位マットレス。

今回のリニューアルでは、以下のようなサステナブル素材を採用しました:

  • 海洋プラスチックごみ由来の再生ポリエステル綿(プラスチックバンク社の取り組みに賛同)
  • テンセル繊維綿(環境にやさしい製法で生産)
  • 100%天然ラテックスフォーム(焼却しても有害物質が出ず、土に還る)

開発現場の葛藤と突破口

「サステナブル素材では、あの“ふんわり感”は出せないのでは?」

開発初期、社長からは厳しい指摘が続きました。

しかし、開発チームは試作を重ね、再生ポリエステル綿×天然ラテックス×テンセル綿という組み合わせにたどり着き、「これまで以上に心地よい」と評価される寝心地を実現。3度目の検討会で、ついに社長のGOサインが出ました。

ベッドメーカーとして、社会にできること

フランスベッドは、2030年までに生産するマットレスの5割を解体可能な仕様にすることを目標に掲げています。「THE FRANCEBED」のリニューアルは、その第一歩であり、これまでの環境配慮の集大成でもあります。

サステナブルな選択が、心地よい未来をつくる

「環境にやさしい」だけでなく、「使う人にとって心地よい」こと。

その両立を目指して、フランスベッドはこれからも挑戦を続けます。

サステナブルな選択が、より豊かでやさしい暮らしにつながる——

そんな未来を、私たちは信じています。